僕の経験上、何か物事が上手く行っていない時は「本気でやってないやん」という答えに行き着くことが多い。

経営が上手く行っていない時は、経営に対してやるべき事をやっていなかったり手を抜いていたり。

成績が悪い時は、仕事を取りに行くことに対してできることをやっていなかったり。

人間関係が上手くいかない時は、相手と向き合う事から逃げていたり。

人生が上手くいかない時は、自分自身の弱さと向き合うことから逃げていたり。

これら全て、本気でやることから目を背けたり逃げた結果であるということに行き着いてきた。

逆に言えば、本気でそれらを取り組んでいけば大抵のことは上手くいくし乗り越えられてきた。

だから、何か上手く行っていない時は「どこか手を抜いたり甘えたりしていることがあるんじゃないか」と自問自答して内省する。

そして、「こういう事から目を背けてたな」とか自分で気付いて本気で取り組む。

すると、大体は良い方向に向かう。

日々、やらなければならない事がたくさんあるだろう。

だから本気でやっているつもりでも、無意識のうちに本気度が下がっていくのだ。

それはもう人間である以上は仕方のないことだ。

大事なのは、「本気を出したらなんとかなる」という事を頭の片隅に常に置いておくことだ。

それを忘れてしまうと、迷走する。

あれこれと手を出してみて結局は何も変わらないことになるだろう。

何かを変えることを考える前に、まずは「本気でやってるか」を自分に問えばいい。

やるべきことは自分が1番分かっているはずだ。

それを逃げずにやればいい。

それでも上手くいかないのであれば、何かを変えることを考えればいい。

原因は外には無い。

「本気であるかどうか」という問いに対する答えが原因だ。

逃げずに、手を抜かずに、怠けずに、本気でやってみよう。

（たまには休もうね）