CATEGORY:社長の視点

チームっていいよね

気付けば、キャリアウィーバーのメンバーは7人になった。

5月にも1人入社を控えている。

僕の会社作りで社員に求める行動指針は
・自律
・誠実
・対等
・中立
・傾聴

働き方は
・完全フレックスタイム制
・リモートワーク可

評価制度は
・絶対評価

(こういう会社作りをするのはもちろん理由があるのだが、それはまた別の機会に)

これらの行動指針と働き方を取り入れて、更に絶対評価で会社を回すと、自ずと「個人のレベル」が重要になる。

「それぞれが自分のことを頑張ればいい」
「他人と比較して仕事をしてほしくない」
「個々のレベルを上げたい」
などの考えに基づいている。

今までもこれからも、「個人主体」の会社作りは変えるつもりはなかった。

でも、最近は考え方が変わってきた。

歯が浮くような言葉だが、
「7人が力を合わせたら、もっと素晴らしいことができるんじゃないか」
と考えるようになった。

そこで色々と考えを整理してみた。

至った答えは…
「スタッフの育成方針と評価」と「作るべき組織」はまた別の話だということだ。

スタッフの育成や評価は、個人主体でいい。

むしろ個人主体にしなければ個々の才能を発揮させることができない。

一方で、作るべき組織は「チーム力を最大限に活かす」ことが大事だ。

これは、社長である僕がやるべきことだ。

そこに気付いた時に、
「もしかしたら社長としてやるべき事を放棄していたかもしれない」
と思った。

僕が「個人主体でいい」と思ってやっていたことは、あくまで育成と評価の部分だけではないか。

育成と評価を回した先にある、「チームで結果を出しに行く」という視点が無かった気がする。

気付いてしまえば、なんと単純で、とても恥ずかしいことではあるが、やっと気付けたのだ。

そこに気付いて、あらゆることを早急に修正した。

お客様に対しても、担当者だけじゃなく「チームでサポートする」という関わり方に変えてみた。

サービス内容も、担当者に依存せず「チームで結果を出す」というサービスに変えてみた。

スタッフの行動も、「各々が得意なことに集中させて、苦手なことはみんなでフォローし合う」というスタンスに変えてみた。

たったそれだけのことだけど、会社の雰囲気も変わった気がする。

といいつつも、変わったのは僕自身かもしれない。

一人一人の個性に着目できるようになったし…

どんな案件でも皆でカバーできる気がするし…

お客さんのウケも上々だ。

何より、スタッフ皆のことを前にも増して信頼できるようになっている。

チームっていいな!と本気で思うようになった。

「経営者は孤独」みたいなことは色んなところで言われるけど、そんなことはない。

勝手に偉ぶって孤独に酔ってるだけじゃないか。

経営者がフラットなマインドで、素直にチーム作りに励めば必ず応えてくれる。

ということで、キャリアウィーバーは「平松恭兵が孤軍奮闘する会社」というフェーズを抜けて…
「チームみんなで戦う会社」として一歩を踏み出しましたのでよろしく。

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