人材採用の特効薬
採用活動は「仮説」と「検証」の繰り返しである。
よく企業から「どうやったら人が来ますか?」と答えを求められるが、占い師ではないのでそんなことは分からない。
今日突然に応募が来るかもしれないし、1年経っても来ないかもしれない。
様々な要因やタイミングが合致することで、採用へと繋がるのだ。
だから「こうやったら人が来ます」と無責任なことはとても言えない。
できることは、仮説を立てて検証していくことで「答えを導き出す」ということだ。
仮説とは、ペルソナに対して
- どういう媒体を見るのか
- どんな働き方を求めているか
- どんな条件なら応募するのか
- どのような魅せ方をすればいいのか
といった問いに対して「きっとこうだろう」という仮説を立てることだ。
その時点で正解かもしれないし、不正解かもしれない。
でも仮説を立てなければ、不正解だった場合に次の手をやみくもに打つ他なくなる。
仮説を立てれば、どこをどう修正すべきか考えればいい。
その繰り返しの先にしか、採用活動の答えはないのである。
人材不足のこの時代に、採用活動に特効薬はないのだ。