さて、どんな葬式をあげようか
9年前、僕の兄は交通事故で他界した。
その事については僕の配信するstand.fmを聴いてもらえたら分かる。
https://stand.fm/episodes/6632fd1777c9a8674fefdb27
兄ちゃんの死をとおして、僕は自分の「死」を意識するようになった。
自分が死んだら、何が残るだろう。
平松恭兵らしいエピソードはあるだろうか。
友達が夜通し語ってくれるようなエピソードはあるだろうか。
兄ちゃんの葬儀の時のように、皆が感情を露わにして泣いたり笑ったりしてくれるだろうか。
当時の僕は、そんな生き方が出来ていなかった。
だから銀行を辞めた。
だから起業した。
周りの目とかそういうのを基準に生きることを辞めようと思った。
でも、実際はそんなに簡単なことではない。
どこまでも周りの目や評価が自分の中に付き纏う。
周りの目に打ち勝つために、自分を鼓舞して言い聞かせるように4年間毎日ブログを書き続けた。
少しずつ、自分の意志で人生を創っていけるようになったと思う。
自分が弱気になりそうな時や折れてしまいそうな時、自分の葬儀について考える。
「ああ、まだまだエピソード弱いわ」
そう思うと、またエネルギーが湧いてくる。
もう葬儀の式次第は出来ている。
そこに向けて、まだまだ多くのミッションが残っている。