人生は絶対評価。比較のゲームから抜けよう
人生は絶対評価である。
最後に死ぬ時は、誰かと比較されて相対的に評価されることはない。
「〇〇と比べてこうだったね〜」などとは言われない。
「人より収入多かったね〜」
「同業他社より規模が大きかったよね〜」
「あっちの家より大きな家に住んでたよね〜」
「皆より良い車に乗ってたよね〜」
なんてことは言われない。
比較ではなく「その人自身がどうだったか」が人生の最終評価だ。
なのに、僕たちは比較という相対評価で自分を評価していないだろうか。
特に経営者という生き物は、周りと比較した評価を気にする。
もちろん、事業として競争に勝つ為には、他社をベンチマークとして見たり分析して比較が必要なこともある。
でも、最終的には「自分自身がどうなのか」「自社がどうなのか」という絶対評価でしか評価はされない。
だから、同業他社の動きを気にしすぎて自分を見失うことも、他の経営者を見て嫉妬してしまうことも、必要ないのだ。
経営者だけではない。
インターネットが普及して、SNSという自分を大きく見せることができるツールを誰もが駆使している。
横を見れば、自分よりも結果を出している人しかいない。
スマホを開けば、自分よりも充実したライフを楽しんでいる人しかいない。
…ように感じるだけだ。
実際はみんなが周りとの比較して「自分の方が優れているアピールゲーム」に巻き込まれているだけだ。
そんな世界から抜け出そう。
あなた自身が充実しているならそれでいい。
自社の役割を全うしているならそれでいい。
僕も、他人や他社と比較して落ち込んだり嫉妬することばかりだ。
そんな時は自分にこう言い聞かせて自分を取り戻す。
「人生は絶対評価である」