CATEGORY:社長の視点

「分かってほしい人」ばかりの世の中で

「もっと自分の気持ちを分かってほしい」
誰もがそういう気持ちを持っている。

もちろん僕もそうだ。
人間なので当たり前だ。

世の中は「自分の気持ちを分かってほしい人」ばかりなので、分かってほしい人同士がぶつかれば当然にコミュニケーションは上手くいかない。

コミュニケーションの課題は、大抵そこに行き着く。

じゃあそんな世の中で、どう在るべきか。

自分の「分かってほしい」をひとまず置いておいて、先に相手の気持ちを分かってあげようとする人が最終的に上手くいくようになっているのではないだろうか。

そりゃそうだ。
だってみんな「分かってほしい」と思っている中で、「分かってあげるよ」という人がいたらそれはもう徳しかないだろう。

だから、何よりもまずは「相手の気持ちを理解する」という道徳的が出来ることが大事なのだ。

「分かってほしい人ばかり」の中で誰が先にそれを出来る器なのか、ということだ。

それはもう自分しかいない。

あなたが先にやるのだ。

ここは一つ大人になって、あなたがまず「相手の気持ちを分かってあげる人」になろう。

それが出来る人が「自立した人」なのだ。

逆に言えば、相手よりもまず「自分の気持ちを分かってよ〜」と言い続けている人は自立できていない依存者だ。

では、自立した人は誰にも頼るな。と言っているのかと問われたらそうではない。

建設的に、自分の気持ちを伝えればいいのだ。

「分かってほしい」ばかりで頼り続けるから依存なのだ。

先に相手の気持ちを理解してあげられる。
その上で、自分の気持ちを建設的に伝えることができる。

そんな人になろうではないか。

みんながそうなれば、世界は平和になるかもしれない。

TO TOP