CATEGORY:社長の視点

人間関係を左右する「ベクトル」

人間関係はベクトルの向きを知ることが大事だ。

例えば仕事。
「お金を稼ぎたい」という人と、「ワークライフバランスを大事にしたい」という人のベクトルは違う。

例えば結婚。
「家族の時間を大事にしたい」という人と、「バリバリ働きたい」という人のベクトルは違う。

例えば会社と雇用者。
「規模を大きくしたい」という会社と、「無理せずマイペースに働きたい」という雇用者のベクトルは違う。

ベクトルは「どこに向かいたいのか」みたいなことだ。

ベクトルが違うと、必ず「ズレ」が起こる。

右に行きたい人と、左に行きたい人。
急ぎたい人と、ゆっくり行きたい人。
ラーメンを食べたい人と、高級フレンチを食べたい人。

行きたい先が違うのだから、ズレて当然である。

もっと大きな枠組みで考えると、人の生き方もズレが生じて当然なのだ。

人間関係の問題は、その「ズレ」を無理矢理コントロールしようとすることで起こる。

多くの人は他者をコントロールしようとする。

双方がお互いをコントロールしようと思えば、喧嘩になる。

どちらかが折れたら、他者の人生を生きることになる。

そもそも「コントロールしようとする」その行為が不幸を生むのかもしれない。

だからコントロールを手放したほうがいい。

まずは相手のベクトルを確認することだ。

「どんな働き方がいいの?」
「どんな結婚生活がいいの?」
「これからどうしたいの?」

この確認が無ければ、ズレも認識できない。

そして、自分のベクトルを明確にしておくことだ。
自分がどこに向かいたいかも分からないのに人を巻き込んではいけない。

相手を知ること、そして自分を知ること。

その上で、同じ方向に向かうなら上手く協働できる方法を考えればいい。

違う方向に向かうなら、お互いのベクトルを尊重してそれぞれ認め合えばいい。

俺が俺が、を捨てれば人間関係はシンプルだ。

違う方向に行くことをコントロールしようとしてはいけない。

同時に、自分の行先をコントロールさせてもいけない。

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