CATEGORY:社長の視点

どうでもいいことで溢れている

自分自身にコントロールできることなんか、実はほんのわずかしかない。

SNSを見れば
政治について、国際問題について、災害対応について、芸能人について、誰かの投稿について…
誰もが評論家になって自分の意見を論じている。

これだけ情報で溢れ返っていると、そこに自分の意見を持っていないのは悪いことのようにさえ思えてくる。

僕も経営者という立場で、また相談業をやっていると
あらゆる事について「平松さんはどう思いますか?」と問われることは少なくない。

でも、正直「意見など無い」というのが答えだ。

情報として知るこは大事だし、自分なりに考えることもある。
だとしても、「自分にコントロールできないこと」はどうにもできないのだ。

自分にコントロールできないことをアレコレ考えても仕方ない。

それよりも大事なのは、自分にコントロールできることを必死に考えて行動に起こすことではないだろうか。

僕にとっては
政治家が資金パーティをしていようが
芸能人が不倫しようが
飛行機でペットをどう扱おうが
どうにもできないのだ。

冷酷に聞こえるかもしれないが、
考えたところで「自分の力ではどうしようもないから、できることに集中する」のである。

そこに自分の影響力が及ぶのであれば必死で考えるし、影響力が及ぶような努力もする。
情報として調べもするし、心も痛める。

でも、どうにもできないのだ。

どうにもできないことに、自分の貴重な時間を使い過ぎていないだろうか。

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