杵築での採用個別相談会を終えて…
初となる杵築市での採用個別相談会を開催した。
杵築市では、矢守美穂(通称みほねえ)がキャリアウィーバーの地域パートナーとして活動してくれている。
みほねえはもともと僕の銀行時代の同期で、銀行を辞めてフリーランスで活動をしている。
そして、みほねえが住む杵築市でも人材不足で悩む企業やお店が多く、「なんとか解決したい!」という想いからキャリアウィーバーに地域パートナーとして参画した。
そんな熱い想いを持ちながらも、地方に行けば行くほど人事課題をクリアするハードルは高くなる。
•大きなコストをかけられない
•ノウハウや情報が無い
•人材の絶対数が少ない
といった状況下で、みほねえ自身も「解決したい」という気持ちばかりが先行して行き詰まっていた。
と、ここまでが現状説明だ。
そんなみほねえの想いに、キャリアウィーバーの代表として僕自身も何か手を打ちたいと思った。
キャリアウィーバーの「提供すべきバリュー」には
【究極の相談相手であれ】
という言葉が掲げられている。
売上や利益も大事だが、何よりもまず「相談相手であろう」ということが我々の提供すべき価値なのだ。
そして、その先の「ビジョン」には
【地方労働市場のゲームチェンジャー企業】
という目指す姿が掲げられている。
我々は、大分県という地方に生き、地域に生かされているのだ。
だとすれば、まずは「その地域で相談ができる機会を作る」というのがキャリアウィーバーのやるべきことではないか。
ということで、今回の個別説明会を開催した。
結果、開催してよかった。
その場で売上に繋がった訳ではない。
その場で何か解決する訳ではない。
ただ、地方で商いをする人達にとって
「漠然と悩んでいたことを相談できた」
「もしもの時は相談できる相手がいる」
という事が何より大きかったと思う。
人材業界の通念は
「地方は売上にならない」
「地方は難しい」
である。
それを変えるのがキャリアウィーバーのミッションだ。
情報がない地方に情報を提供する。
知識がない地方に知識を共有する。
相談先がない地方の相談相手となる。
そして、地方で新しい仕組みを作る。
とても刺激になった。
今回、タイミングが合わずに参加できなかった企業もたくさんある。
安心してほしい。
杵築の人達の想いに触れて、杵築では毎月開催すると決めた。