最後に報われるのは、誠実な人だ
最近、キャリアウィーバーのGoogle口コミが増えている。
もちろん登録求職者の方々にお願いをしているのだが、思った以上に熱心に書いて頂けるから嬉しい。
社内でも「口コミ書いてくれました〜(喜)」という共有がされる度に、皆でその人との関わりを振り返っている。
この口コミを見る度に、自分達の関わり方が間違っていないことを証明されていると実感する。
自分達の関わり方で重視していることは多々あるが…
キャリアウィーバーの行動指針に「誠実」という項目があり、その中には【本音で伝える】という指針が定められている。
言うは易しであり、【本音で伝える】というのはとても勇気がいる。
企業に対しても、求職者に対しても、誠実さをもって耳の痛いことでも本音で伝える。
嫌われたとしても、それが相手の為になるのであれば本音で伝えることが本当の優しさだからだ。
特に、全求職者の面談を行うキャリアコンサルタントの花田には、とにかくそれを求めてきた。
入社当初は、求職者が無理な条件を希望しても「がんばって求人を探します!」と無理な仕事を引き受けて、結局は「なかなかありません。すみません。」と謝ってばかりだった。
その度に、僕から「自分が好かれる為に良い顔するな!」と怒られ、悔しくて毎日のように泣きじゃくっていた。
それでも彼女はしつこく、僕の言う「誠実さ」を体現しようと必死で頑張ったのだと思う。
面談時に使うPCには、面談する上で意識することを書いた付箋を貼りまくって面談に望んでいた時期もある。
そうやって、「自分が好かれる為に良い顔をする」のではなく「相手の為に本音で伝える」という誠実さを実行してきた。
無理な条件を求める人には「その条件の求人はありません」と伝える。
言い訳をして動かない人には「それは逃げているだけじゃないですか?」と伝える。
誰かのせいにする人には「自分が変わるしかないですよ」と伝える。
その指摘だけで終わらせず、そこから「何ができるか、一緒に考えましょう」と寄り添う。
彼女が真摯に積み重ねた結果が、求職者に伝わり、今の口コミに繋がっている。
今、キャリアウィーバーに登録した求職者の方々から最も多い声が「あそこまで本気で言ってくれる人は初めてでした」という声だ。
その時は耳が痛いかもしれないし、不快な思いをさせているかもしれない。
でも、ほとんどの人から「あの時相談してよかった」と言って頂ける。
「口コミをお願いします!」と言うと、真剣に考えて書いて頂ける。
「知り合いの転職も手伝ってもらえますか?」とご紹介を頂ける。
目先で調子の良いことはいくらでも言える。
それじゃプロとは言えないだろう。
例えその時に嫌われたとしても、誠実さをもって、相手の為を思って伝えた本音は必ず届く。
最後に報われるのは、本気で向き合った人だ。
これからも誠実さをもって、相手の為に、本音で伝えていく会社でありたい。