CATEGORY:スタッフBLOG

自分=会社のイメージへ繋がる地方

新卒で関東の病院に就職して働いていた4年前と、地方のベンチャー企業に勤める今。

病院で勤めていた時は「数百人のうちの1人である私」。よくいえば注目はないし、その他大勢の1人になれる。悪くいえば「私だから」といった実感がなく「なんのためにここで働いているんだろう」と思っていた。

今はどうかというと、人数も限りなく少ない中で「私」としての存在があまりにも濃すぎる環境だ。病院時代と真逆といってもいい。いい意味でいえば「私にお願いしたい」と言われる機会もあり、存在意義を感じることができること。悪くいえば、私の言動により会社のイメージダウンに直結してしまうこと。

地方は会社自体の規模も小さいがゆえに、自分自身の立ち振る舞いにより、それがそのまま会社のイメージになるということがある。

====

私の勤めているエージェントでお預かりしている求人に、タクシーの運転手がある。そこの採用担当の方も「ドライバー1人ひとりが広告塔になる」と言っていた。

大分県は観光客も多く、移動でタクシーを使う方も多い。そんな中、タクシーのドライバーが「大分県民第一号」になり得る可能性もあるとのことで、会社のイメージだけではなく「県のイメージ」を背負っていると言っても過言ではないと。

そして地方は狭いからこそ、いい噂も悪い噂も回るのが早い。「あそこは、あぁやけんな〜」「あの人がこう言いよったよ〜」とか、そしてみんなその話を信じて会社やサービスを選んだりする。

この感じ(うまく言語化できないが)が、都会と比べて密度が濃く・高いように思う。

===

1人ひとりにおける比重が高い地方だからこそ、働く意義や価値はもしかしたら見出しやすいのかもしれない。反対に、会社の看板を背負っている、くらいの責任感も併せて必要なのが地方なのかも

TO TOP